勤務状況可視化と座席予約で実現する、ハイブリッドワーク時代のオフィス改革

株式会社 日立ソリューションズ西日本様 導入事例

お客さま情報

所在地:広島県広島市中区八丁堀3番33号
設立:1984年10月1日
従業員数:1,750名(2025年4月1日現在)
URL:https://www.hitachi-solutions-west.co.jp/
 

写真左から
総務部 総務グループ 佐治 孝平 さま
総務部 総務グループ 部長代理 稗田 恒一郎 さま

日立ソリューションズ西日本さまは、中国・九州地域に根ざしたビジネスを展開するITソリューション企業です。
各業種のお客さまに対してコンサルテーションから構築、保守までの一貫したSIサービスを提供するとともに、自社パッケージ商品をベースとした業務・業種向けソリューションサービスを全国のお客さま向けに展開されています。
日立ソリューションズ西日本さまでは、働き方改革の一環としてオフィス環境の改革を進める中で生じた課題を解決するために「従業員エンゲージメント育みサービス」をご利用いただいています。
本事例紹介では、導入をご担当いただいた総務部の稗田さま、佐治さまに、導入時の課題や導入後の効果について伺いました。

この事例に関するソリューション・商品

課題
  • 従業員の勤務状況を把握できない
  • フリーアドレスのため、出社しても空き座席が無い可能性がある
解決
  • 従業員の勤務状況をシステム上で確認し、どこで働いているかを可視化
  • 座席予約の仕組みを導入し、出社前に座席を確保

導入の背景・課題

「働く場所の改革」で浮上した、勤務状況の可視化という課題

当社は働き方改革の次なる一手として「働く場所の改革」に着手し、ハイブリッドワークの検討を開始しました。その過程で、従業員が在宅なのか、あるいは複数拠点(広島・九州・京浜)のどこにいるのかを把握できないという課題が浮上し、円滑な業務連携のため、勤務状況の可視化が急務となりました。

座席削減で懸念される「出社しても席がない」リスク

ハイブリッドワークへの移行に併せてオフィスをフリーアドレス化し、座席数を大幅に削減したため、「出社したのに席がない」という事態を防ぐ必要がありました。
これを解決する、効率的な座席予約の仕組みが求められていました。

採用に至ったポイント

「勤務状況の可視化」と「座席予約」を同時に解決

当社の課題である「勤務状況の可視化」と「座席予約」を同時に解決できる製品は、市場には見あたりませんでした。
特に、バーチャルフロア上で在宅勤務者も可視化できる機能は、まさに当社が描く理想の運用イメージであり、採用の大きな決め手となりました。

フリーアドレスでも「誰がどこにいるか」が一目で分かる

実際のオフィスレイアウトがシステム上に再現され、誰がどこにいるかを一目で把握できる点を高く評価しました。
これにより、フリーアドレス化で懸念された「会いたい人を探し回る」という問題を解決し、円滑なコミュニケーションを維持できると判断しました。

運用負荷を軽減する、優れたメンテナンス性

頻繁に発生する座席レイアウトの変更にも、管理者が直感的な操作で対応できる点を評価しました。
メンテナンス負担が軽く、常に最新のフロア状況をシステムに反映できる点も大きな魅力でした。

導入効果

予約率90%以上で円滑に運用、600席から250席へのオフィス改革

オフィスの固定席を600席から250席へ大幅に削減したフリーアドレス環境において、予約率は90%以上を維持。この高い利用率は、システムが従業員に定着し、積極的に活用されている証しです。また、バーチャルフロアで全従業員の所在が可視化されたことで、組織の一体感維持やコミュニケーション活性化にも貢献。今やオフィス運営に不可欠なツールです。

伴走型サポートによる、継続的な改善体制を確立

導入後も、利用データ分析に基づく定期的な活用提案を受けています。「導入して終わり」ではない伴走型の支援によって、オフィス運用を継続的に改善していく仕組みが定着しました。
この心強いパートナーシップが、今後のさらなる活用への期待につながっています。

この事例に関するソリューション・商品

従業員エンゲージメント育みサービス 座席管理・座席予約システム バナー
従業員エンゲージメント育みサービス 職場のコミュニケーションに、“対話”を生み出す仕組みを。組織がつながる“会話のきっかけ”を生む。 バナー
  • 本事例中に記載の内容は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
  • 本文は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果が得られるわけではありません。