自社向けにカスタマイズした教育内容で最新のセキュリティ知識を習得
共栄火災海上保険株式会社さま 導入事例
お客さま情報
本社所在地:東京都練馬区高松5-8-20(J.CITYビル)
創立:1942年(昭和17年)7月
事業内容:損害保険業・自動車損害賠償保障事業委託業務など
従業員数:2,875名
URL:https://www.kyoeikasai.co.jp/index.html

共栄火災海上保険株式会社さまは共存同栄の精神のもと、損害保険事業を通して、安心と安全を提供し、広く地域・社会の発展に寄与するとともに、常にお客さまの視点に立って行動し、信頼と期待に応えられるよう全力で取り組まれています。
今回は、組織内CSIRTメンバーへのセキュリティ専門知識習得のため、当社のサイバーセキュリティトレーニングを受講いただきました。
受講前の課題や、受講後の導入効果についてお話を伺いました。

(左)加藤 千晶 様
(中)小田嶋 美沙 様
(右)生田 千世美 様
この事例に関するソリューション・商品
導入前に抱えていた課題
CSIRTメンバーのセキュリティ専門知識を向上させたい
CSIRTを構築後、新たに配属されたメンバーに対して基礎的な情報セキュリティ教育や標的型攻撃メール訓練など、全社員向けの教育と同等の内容しかセキュリティ教育を実施できておらず、新任メンバーのサイバーセキュリティに関する知識が乏しい状況でした。
セキュリティの専門知識が必要な社員に対して適切な教育が実施できていないという課題がありつつも、自社内ですべての教育を実施するというのは難しいという状況もありました。
「サイバーセキュリティトレーニング」を選んでいただいた決め手
セキュリティ脅威の疑似体験動画により、eラーニングより高い理解度
これまで実施してきたセキュリティ教育はeラーニング形式だったため、受講者がただ見るだけのものとなっていました。
サイバーセキュリティトレーニングでは、セキュリティ脅威を疑似体験できる動画形式のため、eラーニング形式の教育よりもセキュリティ脅威に対しての理解が深まり、セキュリティに関する専門知識が身に付くと考えました。
また、CSIRT向けのトレーニングコースが基礎的な内容から提供されていたことで、CSIRTの新任メンバーにとって適切な難易度のコースを選択することができると判断しました。
「サイバーセキュリティトレーニング」を受講しての感想
全体を通しての感想
教育の内容や実施形態など、要望に応じてさまざまな内容をご提案いただいたことで、効果的に教育を実施できました。
特に集合演習では、他組織と合同ではなく単独で実施していただけたので講義中に随時質問ができ、不明点や分からない部分について、より詳しい説明をうけることができました。
動画学習について
サイバーセキュリティに関する知識がほぼない状況で受講しましたが、基礎的な内容から応用的な内容まで幅広く取り扱っていたため、順を追って学習を進めることができました。
また、講義動画の中ではホワイトハットハッカーの講師と専門家の対談があり、実際にインシデント対応している方の知見を学ぶことができ、実務に活かせる知識が身に付きました。
集合演習について
実機操作を交えた集合演習だったことで、実際にインシデントが発生した際の対応がイメージできました。また、参加組織が自社のみであったことで、自社内のルールに応じた対応を実施することができました。
カスタマイズ教育について
受講者のレベルやこれまで実施した動画学習、集合演習の結果に基づいてカスタマイズされていることで、不足している知識を補う場として活用できました。動画学習で習得した内容の中であまり理解ができていない部分について、実際に講師の方に講義していただき質問することで、分からなかった部分を理解できたことを実感しました。
導入効果
今回のトレーニング前後でどのような変化がありましたか?
実機演習で習得したツールの使い方を実務で活用することで、効率的に業務を進めることができるようになりました。
また、インシデント対応の一通りの流れを学習したことで、有事の際の対応の具体的なイメージへつながりました。
今回のトレーニングでセキュリティ知識を定着できましたか?
有事の際にはベンダーとのやりとりが発生するためセキュリティの知識が必要不可欠になり、そのような場においても活かせる知識を定着させることができました。
また、動画学習、集合演習、カスタマイズ教育と実施したことで、ただ学習するだけではなく学習した知識を活用する演習、さらに演習で発見した課題を解決するカスタマイズ教育を実施でき、セキュリティ知識の定着につながりました。
今後の展望
継続的な受講で、業務に活かせる最新の知識を継続的に習得
サイバー攻撃は常に高度化・巧妙化しているため、日々最新の情報を収集し、知識を習得していくことが重要です。今後も継続的にトレーニングを受講することで、業務に活かせる最新の知識を習得する機会を設けることを続けていきたいと考えています。
この事例に関するソリューション・商品
- 本事例中に記載の内容は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
- 本文は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果が得られるわけではありません。