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「UNIPROVE 学務」の進路支援システムにより幅広い進路選択をサポート。学生からも高評価

専修大学様 導入事例

お客さま情報

所在地:東京都千代田区神田神保町3-8(神田キャンパス)
神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1(生田キャンパス)
神奈川県川崎市多摩区登戸2130-2
アトラスタワー向ヶ丘遊園2階 204号室(サテライトキャンパス)
創立:1880年
学生数:17,117名(学部)/284名(大学院)
(2022年5月1日現在)
教職員数:1,086名
(2022年4月1日現在)
URL:https://www.senshu-u.ac.jp/
 

創立130年を超える文系総合大学。21世紀ビジョンとして「社会知性(Socio-Intelligence)の開発」を掲げ、2004年に法科大学院の開設、2006年に政治学科新設など、さまざまな施策を展開しています。

この事例に関するソリューション・商品

お客様インタビュー

これまで掲示板、紙ファイルなどに分散していた情報を、すべてwebから取得できるようにしました。

学生一人ひとりの将来設計やキャリアプランニングを支援し、幅広い進路選択をサポートする就職支援体制は、今や「選ばれる大学」の必須要件となっています。
就職支援体制において、学生から高い評価を獲得している専修大学は、日立をSIパートナーに同校の就職支援システム「S-NET」を全面的にリニューアル。ユーザビリティを大幅に強化したその基盤には、日立の大学向け学務情報システム「UNIPROVE 学務」が適用されています。

就職部 就職課 係長 吉川徹 氏

導入の経緯

多様な情報をより便利に活用してもらう

業研究や就職情報の収集を強力に支援するS-NETは、従来から高い評価をいただいてきました。
そこで今回、多様な情報をより便利に活用してもらうためにユーザビリティを向上するとともに、教職員やOB/OGとのコミュニケーションを活性化する環境整備を図りたいと考えました。

導入の決め手

日立の提案は、着実に進化していける安心感がありました

日立さんの提案は、パッケージベースの開発で短期に構築できるだけでなく、新たな要求が出てもバージョンアップで対応し、着実に進化していける安心感がありました。 また、私たちが考えている目標や夢に対して、いっしょにアプローチしていきたいという強い思いが提案書に出ていたことも重要なポイントですね。

導入効果

多彩な機能を備えた「UNIPROVE 学務」をベースに開発

新しいS-NETの基盤となったのは、日立の大学向け学務情報システム「UNIPROVE 学務」と、その業務コンポーネントである「進路支援システム」。完全Web対応の同システムは、進路希望や履修、成績情報、就職情報を統合的に管理し、入学から卒業までの一人ひとりの状況を的確に把握。
進路希望に沿った履修や資格取得に関するアドバイス、就職活動の支援など、充実した学生相談を支援する機能を備えています。
今回のプロジェクトでは、専修大学から提案された福栖の新機能をエンハンス項目として採り入れ、迅速かつ適正コストでのシステム構築を支援。従来は他の学務情報システムとは別のユーザーIDが必要だったS-NETへのアクセスを、日立が構築した共通認証基盤で一元化し、学生がよりシームレスに活用できる環境を整備しました。

今後の展望

詳細な情報を、クリックだけでシームレスに取得できる

検索性や操作性が改善された点が好評です。従来は、就職活動に必要な情報がWeb/掲示板/紙ファイルなどに分散してしまっていたのですが、 新システムではすべての情報をWebから取得できます。ある企業を検索したら、その会社にOB/OGはいるか、彼らが受けた試験はSPIか一般常識化、どのような面接を受け、どのような感想を持ったか、といった詳細な情報を、クリックだけでシームレスに取得できるのです。

S-NETで情報を参照しながら就職活動の相談を行う職員と学生
S-NETで情報を参照しながら
就職活動の相談を行う職員と学生

各イベントの募集状況や、アンケートの要望などを定量的に把握できるように

就職課のアイデアで実現した『イベント登録機能』では、就職課主催の講座、模擬試験など、これまで紙の申請書で受け付けていたイベントを、オンラインで申し込めるようにしました。学生の利便性が向上しただけでなく、就職課にとっても各イベントの募集状況や、アンケート機能を使った今後の要望などを定量的に把握できるようになりました。UNIPROVE 学務の新機能にも採用してもらっています。
さらに、学生一人ひとりの就職相談カルテとなる『求職票』も電子化されました。神田キャンパスと生田キャンパス、どちらの就職課を訪れても、学生は担当者から個々の履歴をふまえた適切なアドバイスが受けられます。

OB/OGや教職員と直接コンタクトを取れる

もう一つユニークなのが、web上に用意されたコミュニティの中で、OB/OGや教職員と直接コンタクトをとりながら、仕事内容や就職活動のリアルな意見交換を行える『コミュニケーション機能』です。将来的には幅広い企業の人事担当者にもコミュニティに参加いただくことを考えており、就職活動の新しい可能性を切り開けるのでは、と期待しています。
新しいS-NETは1粘性から登録可能としています。こうしたコミュニティへ参加したり、豊富な就職情報を活用したりすることで、学生は自らの将来設計やキャリアプランニングを早い時期から主体的に行えると思います。

各種講座やイベントの効果測定を行い、その結果を新たな施策立案に活かしていきたい

新システムでは、求職票が電子化されたことで各学生の内定までの足跡がすべてデータ化されます。これを利用して、各種講座やイベントの効果測定を行い、その結果を新たな施策立案に活かしていきたいです。また、企業の人事担当者にコミュニティへの参加用IDを配布し、学生と交流してもらうことも考えています。

とっても使いやすくなりました

新しいS-NETを使ってまず感じたのは、検索がとても楽になったことです。以前なら、企業名や資料番号を入力するなど何段階もの操作が必要でしたが、クリックだけで見たい情報に飛べますし、地域で絞る、職種で絞るといったやり方も自由に設定できるのが嬉しいですね。
OB/OG情報から先輩たちの活動記録をPDFですぐに読めるのも非常に参考になります。
私も食品メーカーの事務系をめざして就職活動をしていますが、後輩たちのために、きちんとした記録を残していきたいと思います。

商学部商業学科 宝川さん
商学部商業学科
宝川さん

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  • 本事例中に記載の内容は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
  • 本文は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果が得られるわけではありません。