2019年4月2日
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト(本社:東京都品川区、取締役社長:竹田 広光/以下、日立ソリューションズ・クリエイト)は、食事の写真画像からAI技術でメニューを自動解析し、食品成分・栄養素を判別するAPI*サービス「AIプラス 食事画像判定・栄養情報提供サービス」を2019年4月2日から販売開始します。
本サービスは、食品関連企業や健康経営に取り組む企業、医療機関やスポーツジムなど、食事や健康に関連する事業やサービスを展開する事業者に対して、一般的な家庭で食される食事メニューの写真画像から手軽に栄養素や食品成分を判別するためのAPIを提供して、事業者が実施するサービスの高付加価値化や新サービス創出の早期実現を支援していくものです。
* API:Application Programming Interface
すでに超高齢社会である日本では、健康管理に関し、運動や睡眠の管理に加えて「栄養管理」による健康寿命の延伸が注目されています。しかしながら、個人で食事を正確に記録することや栄養素を即時に計算することが困難なため、適切な食事管理が継続できないといった課題があります。
日立ソリューションズ・クリエイトは、約340名のAI技術者を有し、特にこれまで培ってきた画像認識技術をベースとしたAI分野に強みがあります。加えて栄養管理、医療情報にノウハウをもつ技術者も有しています。そこで今般、2018年3月に発表した、お客さまの業務のさまざまなシーンにAIをプラスしていくことで、飛躍的な業務効率の向上、ビジネス革新の実現を支援するコンセプト『AIプラス』のもと、本サービスを提供開始し、「健康な社会づくり」への貢献をめざしていきます。
※AIモデルをクラウド上に準備し、お客さまの既存システムとAPI連携する構成となります。
一般家庭で食される食事メニュー「約800種」*を学習済みのほか、当社独自のディープラーニング解析技術により、複数の料理が写っている写真1枚から食事領域のみを抽出し、複数の料理を同時に判定可能なため、簡単に食事管理ができます。
*今後、学習メニュー数は、段階的に増やしていく予定。
Web API提供サービスのため、運営中のシステムや稼働中の会員向けアプリ等に連携が可能です。お客さまの要望に応じて、独自性の高い顧客向けサービスの早期の構築、提供が可能です。
月額(固定料金)サービスのため、法人のお客さまが自社のサービスに適用できるかを手軽に検証できます。また、要望に応じて個別の学習モデルを提供する環境も用意できます(個別相談)。
食事画像判定・栄養情報提供サービス | サービス概要 | 価格 | |
---|---|---|---|
1 | 登録料(初期導入時のみ) | サービス契約時の登録料 | 50,000円 |
2 | 環境構築サービス(初期導入時のみ) | サービス契約時の環境構築費用 | 100,000円 |
3 | APIサービス利用料 | APIサービスの使用料(1,000ユーザ/月額) | 200,000円 |
4 | インスタンス利用料 標準モデル | サービス環境維持費用(月額) | 200,000円 |
2019年5月中旬(予定)
2019年4月3日~5日開催の「AI・人工知能EXPO」(会場:東京ビッグサイト 青海展示棟)にて、本ソリューションを展示します。是非この機会にご覧ください。
ホームページ:www.hitachi-solutions-create.co.jp/contact/solution.html
E-mail:
担当部署:経営企画本部 コーポレート・コミュニケーション部 担当:菅野、大居
Tel:03-5780-0266 Fax:03-5780-7630 E-mail:
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