量子コンピューター時代を見据え、セキュリティを強化
2026年1月15日
株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト
株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト(本社:東京都品川区、取締役社長:南 章一、以下、日立ソリューションズ・クリエイト)は、2002年から提供しているリモートワークを可能にするリモートアクセスシステム「DoMobile(ドゥ・モバイル)」に、新たに量子コンピューターによる攻撃への耐性を備えた耐量子計算機暗号(Post-Quantum Cryptography以下、PQC)を組み込み、「DoMobile Ver.5」として、1月15日から提供を開始します。
これにより従来以上にセキュアな環境でのリモートアクセス通信が可能となり、実用化により脅威となりつつある量子コンピューターを使ったリモートアクセス通信に対するサイバー攻撃などへの対策を通じ、情報セキュリティリスク軽減および安定した継続利用を支援します。
近年、リモートワークとオフィス勤務を組み合わせたハイブリッドワークが普及しています。しかし、リモートワーク環境を標的としたサイバー攻撃のリスクは依然として無視できません。
一般的にリモートワークの通信を暗号化する際に使用されるRSAやECCを用いた公開鍵暗号方式は、現在のコンピューターでは解読に膨大な時間やリソースが必要なため、高い安全性が確保されていると考えられてきました。
しかしながら、ここ数年で量子コンピューターは予想を大幅に上回る進化を遂げており、これまで安全とされてきた暗号方式も、近い将来量子コンピューターによって短時間で解読される可能性が指摘されています。このような状況下で、特に長期間の機密保持が必要な医療記録や金融取引データに対しては、「Harvest Now, Decrypt Later(以下、HNDL)攻撃*1」の脅威が深刻な懸念材料となっています。
これらの問題への解決策として、量子コンピューターでも解読が困難とされるPQCの採用が注目されています。将来にわたって重要情報を安全に保護できる環境が実現可能となるため、標準化も進められており、金融庁も金融機関に対し、PQCへの早期かつ着実な移行を促している状況です。
日立ソリューションズ・クリエイトは、2002年からリモートアクセスシステム「DoMobile」を提供しています。これまで金融業界など、セキュアな環境でのリモートアクセス通信を必要とする延べ約7,000社36,000名のユーザーに対し、DoMobileを提供してきました。特に、コロナ禍において、セキュリティを維持しながら、短期間で自宅などからのリモートワークを実現する手段として、多くのお客さまに採用いただいた実績を持ちます。
今回他社に先駆けて、リモートアクセス通信に量子コンピューターを使ったサイバー攻撃にも十分な耐性を持つPQC機能を持ったリモートアクセスソフトウェア製品「DoMobile Ver.5」をリリースします。(当社26年1月調べ)
これにより従来以上にセキュアな環境でのリモートアクセス通信が可能となり、リモートワークなどの運用時の情報セキュリティリスク軽減および安定した継続利用を支援します。
DoMobile Ver.5の公開鍵暗号方式にPQCを追加することで、量子コンピューターによるHNDL攻撃など新たなセキュリティ脅威にも安心して利用できます。
DoMobile Ver.5では、公開鍵暗号方式にNIST(米国立標準技術研究所)がFIPS203で公開した標準化技術を採用しています。高い信頼性を持ち、将来的にも安定して利用できます。
DoMobile Ver.5は、オプションなどの契約は不要で、PQC機能を付加した高セキュリティ環境でのリモートアクセス通信を標準契約で利用できます。また、すでにDoMobileを利用されているお客さまは、アップデートするだけで、PQC機能を有したDoMobile Ver.5を利用できます。
PQC機能を持つリモートアクセスソフトウェア製品は、日本市場ではまだ見られず(当社26年1月調べ)、DoMobile Ver.5は他社に先駆け、よりセキュリティの高いリモートアクセス通信を可能にします。
| 製品名 | 概要 | 価格(税別) |
|---|---|---|
| DoMobile CSE*2サーバーライセンス |
|
600,000円〜 |
2026年1月15日(木)
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/solution/domobile_asp/
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/
担当部署:インサイドセールス部 担当:上田、綾部
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担当部署:コーポレート・コミュニケーション部 担当:柳川、稲見
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