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Member interview
05
雨堤 一真 Kazuma Amadsutsumi
社会・公共システム事業部 技師(主任) 2014年入社 情報システムデザイン学科卒
自分の力不足を認め、
正直に報告する勇気

私は高校の時から趣味でプログラミングを始め、ゲームなどを作っていました。その面白さの虜となり、大学はプログラム系の学部を専攻。主にARの研究などを行っていました。就職もIT系の企業を受け、数社から内定をいただきましたが、当社に決めたのは安定性があること、そして福利厚生が充実していたことが大きな理由です。ここでなら長く働けると感じました。 入社して任されたのは医療パッケージソフトのカスタマイズ業務。SQLやJAVAを中心に、薬品の販売に関わるさまざまなデータを集計し、それを帳票として出力するソフトを顧客の要望に合わせてカスタマイズする仕事です。

プログラミングに親しんでいたとはいえ、最初は仕事と趣味では大きな差があることを痛感しました。「1週間でできる」と伝えていた業務が期限までに間に合わず、次工程の人に迷惑をかけてしまったこともありました。また、自分のミスによる遅延は報告しづらく、抱え込んでしまうこともありましたが、そうすると周りも自分も苦労することに気づき、以降はできないことは「できない」と初めから報告するようにしました。この会社にはそれを受け入れてくれるだけの度量があるので、いまでは自分のペースで業務を進行できるようになっています。

自分の仕事が
世の中の役に立つ実感

3年目に担当したある鉄道会社の仕事は印象的でした。その鉄道会社は有料特急の運行を開始したのですが、駅員がその列車の予約をする際の端末の開発を担当。時刻や車両名、区間名で対象となる列車を検索し、座席を予約・発券するシステムです。詳細設計から関わったのですが、大きなトラブルもなく、無事にリリースできました。その有料特急はテレビや新聞などで大々的に報道され、自分の携わった仕事が社会に直結しているのだと実感し、言いようのない喜びを感じました。さらに、実際にその列車に乗ってみたのですが、自分が開発したシステムで駅員がチケットを発券する様子を目の当たりにして、とてもうれしかったのを覚えています。多くの人の役に立てるこの仕事は、なんて幸せなんだろうと感じました。

コミュニケーション力の
大切さを実感

昨年11月からは、電力会社の社内業務を支援するシステムの開発を担当しています。予算策定や営業活動の実績等、業務全般の支援を行うシステムです。顧客先に常駐しながら業務を行っていて、顧客の担当者と話す機会も多いです。

医療、鉄道、電力と、今までさまざまな業界のシステム開発に携わらせてもらいっていますが、日々学ぶことが多く、刺激に満ちています。

この4年間働いてきて思うのは、やはりコミュニケーション力が重要だということ。就活中はどこのIT企業に行ってもコミュニケーション力の必要性を言われましたが、実際に働いてみて、確かに不可欠だなと実感しました。常に最先端の技術を追い続けるのも大切ですが、それだけではなく、今後はコミュニケーション力とマネジメント力を磨き、チームを牽引する存在になりたいと考えています。

1 week schedule

1週間のスケジュール

学生の皆さんへのメッセージ

Message to students

月並みですが、コミュニケーション能力が高い人が、やはり一緒に仕事をしていて気持ち良いと感じますね。またさまざまな人と意見をすり合わせながら進める仕事であるため、積極的に会話に参加できる・質問できる人が向いていると思います。プログラムスキルに関していうと研修もあるので必須ではありませんが、簡単な知識・経験があったほうが入社後はよりスムーズになると思います。

オフの過ごし方 Off time

アウトドアも、インドアも

時間が取れるときは、会社の同期や大学時代のサークルの仲間と一緒に遊びに出かけることが多いです。
家にいるときは、ゲームをよくやります。その様子を動画で撮影して、記録を残したりもしています。

※掲載の内容は、取材当時のものになります。