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Member interview
07
八城 洋一 Yoichi Yashiro
戦略技術推進本部
コンサルティンググループ
主任技師(課長)
2003年入社 電気工学科卒
持ち前の人なつっこさで
お客さまの懐へ

私のキャリアは社内でも少しめずらしいかもしれません。入社して2年目に、当社初となるコンサルティングを事業とする部署が立ち上がり、面白そうだと思って真っ先に手を挙げ、異動となりました。その部署では、得意先が情報セキュリティの国際規格であるISO27001等を取得する際の支援や、国際規格に準拠したマネジメントシステムの構築、プロセス改善を推進するためのコンサルティングを行うのが役目です。

自ら志願してこの業務に就いたものの、最初は右も左も分からない状態。正直、お客さまに育てていただいた部分が大きいですね。まだ若かったこともあり、分からないことは「分かりません」と率直に伝えると、さまざまなことを教えていただき、可愛がってもらいました。もちろん、その裏でセミナーに参加したり、本を読むなど知識の習得に励み、徐々に仕事を覚えていきました。

若手の頃から経営陣と対峙し
人間の幅を広げる

プロセス改善を推進するためには、会社のトップ層が情報セキュリティや品質管理に関してどういう将来像を持っているかがポイントとなります。それゆえ、社長をはじめ経営陣と打ち合わせを行う機会が多く、大変刺激を受けました。有能な経営者の方は、当時20代だった私のような若手にもしっかり敬意を払って接してくれるんです。私の話をメモを取りながら聞いてくださる経営陣の方もいらっしゃり、私もそうした方々から多くのことを学びました。

中でも印象に残っているのは、自身の会社のマネージャー層に日経ビジネス人文庫の「なぜ会社は変われないのか」といった内容の本を配っていた社長さまです。その本を「今後、必要になるだろうから」と言って私にも渡してくださったのですが、仕事だけの関係ではなく、一人の人間として接してもらえたと感じ、大いに感激したのを覚えています。その本は隅々まで読み漁りましたね。

コンサルティング事業を
会社の看板に押し上げる

組織のプロセスは定義するだけではなく、しっかり運用/改善していかなければ意味がありません。そこで最近では、各得意先の方々に情報セキュリティやITサービスに関する講義を行うこともあります。講義を始めて1〜2年は緊張することが多くありましたが、今は楽しみながら取り組めるようになりました。またコンサルティング実績は、グローバル企業やメガバンク・大手証券会社の子会社など、30社近くになります。二つとして同じケースはなく、30社あれば30通りの実装方法があり、やればやるほど仕事の幅が広がるのが醍醐味です。

コンサルタント事業はSEでもプログラマーでもなく、会社の中では異色ですが、今後はこの事業をさらに拡大したいと考えています。基幹事業とはいかないまでも、日立ソリューションズ・クリエイトの看板として多くの企業のお役に立てれば嬉しいですね。

1 day schedule

1日のスケジュール

学生の皆さんへのメッセージ

Message to students

私が所属するITプロセスサポート部は、少し個性のある部署です。そのため独創的な仕事に取り組みたい人や、他人には負けない強い部分を持っている人に向いていると思います。また、お客さま視点で物事を考えられることも重要ですので、そうした想像力豊かな人と一緒に仕事ができたらいいですね。

オフの過ごし方 Off time

少年野球のコーチ

子どもが今、小学2年生で少年野球をやっており、最近は手伝いでコーチをしています。会社とは違った目線で人と関われるのはとても新鮮です。今後も少年野球などで地域の方々と接点を持ち、さまざまな角度から物事を見られるようになりたいと思います。

※掲載の内容は、取材当時のものになります。