構想策定支援サービス
構想策定って、具体的にどんなことをやるの?
構想策定は、新システム導入検討のための要件定義をする「さらに前段階の工程」に位置し、システム構築に必要な要件や課題をヒアリングにてまとめ、現行機能一覧の整理や、次期システムで実現したいことを各ベンダーに提案依頼する際のRFP(提案依頼書)に落とし込むプロセスです。
もちろん、構想策定実施後にそのまま要件定義に進んでシステム構築をされるお客さまも多くいらっしゃいます。
このプロセスを踏むことで、現場と経営層の双方の思いを一体にしたシステムの方向性が見える化でき、システム構築中の手戻りや本番稼働後の運用イメージの齟齬が発生するリスクを大幅に削減できます。
つまり、経営層が示す理念や方向性を踏まえつつ、現場が抱える課題解決を新システムでどのように解決していくのか、次の10年を見据えたDXシステムを構築するために、「めざす姿を策定」するのが、当社の考える構想策定です。
構想策定の具体的な流れはどんなもの?
構想策定を、以下のような5つのステップで支援します。
構想策定支援サービスの活用例
よくいただくご質問
- なぜ構想策定を行う必要があるの?
- 課題の整理と解決方針があいまいな状態で、目先の課題解決にとらわれてシステム導入を進めてしまうと、重要な改善点を見逃してしまう可能性があります。その結果、システムが一部の業務効率化にしかつながらず、部分最適のシステム導入となってしまうケースも少なくありません。お客さまにとって最適なシステム導入を実現するために、まずは現状の課題を整理し、優先順位を明確にすることが大切であると考えています。
- RFPの作成までお願いできるの?
- はい。RFPの作成支援までお請けします。
RFPはお客さまの次期システムの重要な要件を記載した「提案依頼書」となるため、当社は作成完了まで支援します。 - 構想策定とはどういった流れで進め、どういった成果物があるのですか?
- システム導入の初期段階である方針策定や体制構築から現状の整理、めざす姿の策定まで、豊富なノウハウでお客さまを全面的にサポートします。
実施方法は、「構想策定支援サービス虎の巻」に詳しく記載しています。資料請求・お問い合わせページよりダウンロードいただけますので、ぜひご確認ください。 - 構想を練る段階で、卓上の議論だけではなく実際のシステムイメージを持ちたいのですが、参考システムなどを用いて説明していただくことは可能でしょうか?
- はい、ぜひ説明させてください。
当社はこれまで、さまざまな業種のお客さまにシステム導入を支援してきた実績があります。
そこで培ってきた経験を活かし、実際の導入事例をご紹介することで、お客さまにシステム導入後のイメージを具体的につかんでいただけます。
これにより、導入後のギャップを最小限に抑え、スムーズな運用開始をサポートします。 - システムベンダーへの依頼だと要件が固まっていないといけないイメージですが、漠然とした考えからの依頼でも大丈夫でしょうか?
- もちろんです。ぜひシステム刷新に対する思いをお聞かせください。
構想策定支援サービスでは、経営層の方々から情報システム部門、現場担当者の方々まで、幅広くヒアリングを実施します。お客さまにとって最適なシステム像を描き出すために、ゼロから「次期システム構想」を一緒に作り上げていきます。 - 構想策定支援サービスをお願いすると、どれくらいの費用がかかりますか?
- 費用は、貴社の既存業務フローの有無などによって変動します。詳細はお問い合わせください。
業務フローサンプルが明確になっている場合は、資料作成をお客さま側で実施いただくことで、コスト削減につながるケースもあります。