次世代の仮想化インフラ基盤を提案
HCI導入ソリューション
サーバーとストレージ機能を統合し、シンプルな構成を実現した仮想化基盤
ビジネスを取り巻く環境の変化は激しくなっており、IT部門は既存の固定的なインフラ基盤の運用だけではなく柔軟なインフラ基盤の運用へとシフトしています。このような状況の中、システム導入の際には、構成変更や規模変更に対する「高い拡張性」に加えて、「短期間での導入」「コスト低減」が求められるようになっています。
従来型の仮想化環境導入への課題に対して、これまでとのインフラ基盤とは異なる柔軟な仮想環境を構築するのが「HCI(Hyper Converged Infrastructure)」です。
サーバーとストレージ機能を統合し、シンプルな構成を実現しています。
当社は数多くの仮想環境構築を手がけてきた実績と培ってきた豊富なノウハウを活かして、HCI製品で多くのシェアを持つ「Nutanix」「VMware vSAN」「Microsoft S2D(Storage Spaces Direct)」による「HCI導入ソリューション」を提供します。
これにより、VDI、ビッグデータの活用、ITインフラの仮想化基盤構築などを組み合わせた最適な仮想環境を、ワンストップサービスでご提供します。
従来型
- 全体構成の設計、構築をする必要がある
- 拡張時はストレージを都度増やす必要がある
- 複数の危機を管理するため運用負荷が大きい
HCI
- シンプルな構成
- サーバー内ストレージを共有ストレージとして利用
- 一元管理で運用負荷を低減
HCIとは
HCIとはハイパーコンバージドインフラ(Hyper-Converged Infrastructure)の略称で、仮想化基盤インフラを構築するために必要なサーバー、共有ストレージ、ネットワーク、ソフトウェアなどを1つにまとめあげたアプライアンス製品です。個別にSANスイッチや共有ストレージなどを利用する必要が無くなるので、仮想化基盤の用意が簡単になり、管理コストの削減ができます。
HCIの登場背景
従来仮想化基盤を構築するためには物理サーバー上の障害発生時でもシステムが稼働し続ける環境の実現のために、複数台の物理サーバーとSANスイッチ、共有ストレージがそれぞれ別々に必要でした。しかしその分導入までに時間がかかり、また運用においてはそれぞれの機器についての知識を持っていないと管理しきれなくなるなど、専門性が求められてしまうのが実情でした。このような仮想化基盤構築の課題を解消するために開発されたのがHCIです。
次世代の仮想化インフラ基盤を提案
「HCI導入ソリューション」では
このような課題を解決します!
- 高い拡張性を備えたインフラ基盤を構築したい
- 短期間でインフラ構築をしたい
- インフラ基盤の導入コストを抑えたい
- 必要に応じてサーバーを追加するだけで簡単に拡張可能
- 導入に必要な構成をあらかじめ設定して提供するため、導入までの期間を短縮可能
- 単一製品の導入となり、設備コスト、運用コストを削減
次世代の仮想化インフラ基盤を提案『HCI導入ソリューション』の特長
高い拡張性
当社の提供するHCI導入ソリューションでは、Nutanix、VMware vSAN、Microsoft S2D(Storage Spaces Direct)のいずれのプラットフォームでも、必要なときにノードを追加することで、システム全体のスケールを容易に拡張できます。
これらのプラットフォームは、必要なときに必要なだけノードを追加することで、システム全体のスケールを容易に拡張でき、ノードの追加・拡張を行う際にシステムを停止する必要はありません。
- HCIで投資を平準化、スモールスタート、適時ノード追加により投資コスト最適化
- リソース計画の見直しが容易
短期間で導入可能
HCI導入ソリューションで活用されるハードウェアは出荷時に必要な設定がされています。
オンプレミス環境でクラウドのように短期間で利用を開始することができます。従来のインフラ基盤のようにストレージ機器の設計が不要となり、設計から導入までの期間を短縮できます。
- 利用開始までの期間が短い
- 構成済みだから設計・構築の期間が短い
低コストで導入可能
HCI導入ソリューションで活用されるハードウェアは単一の製品でインフラが構成されます。
オンプレミス環境でクラウドのように設備コスト、運用コストを削減することができます。従来のインフラ基盤のようにストレージ機器やSANスイッチなど物理サーバーと併せて設置する他の複数種類の設備コストが不要となり、管理が一元化され運用コストが削減されます。
- 従来の構成からのラックスペース効率化、省電力化が可能
- 仮想化基盤を単一画面での管理が可能となり、運用コストの削減
次世代の仮想化インフラ基盤を提案「HCI導入ソリューション」の活用事例
事例01ビジネスの状況に合わせたシステム拡張が可能
ビジネスを取り巻く環境の変化は激しく、数年後のリソースを見据えた環境をあらかじめ調達することは企業にとって非常に難しい課題です。
HCIなら、企業の成長に合わせて必要なときに必要な分だけのリソースを追加することができます。
さらに、環境を停止せずに拡張が可能なため、旧環境から新環境へのリプレース作業ではシステム運用を継続したままの移行が可能です。
事例02ITインフラ基盤構築費用を抑えて導入が可能
HCIでは外部接続の共有ストレージ装置は必要とせず、サーバーの内蔵ストレージを共有し仮想ストレージとして利用します。
このため、全サーバーからアクセスできる共有ストレージとして利用可能です。SANスイッチや外部ストレージが必要ないため、インフラ基盤の構築にかかる設備費用を抑えての導入が可能です。
標準価格
品名 | 内容 | 標準価格(税抜) |
---|---|---|
初期構築サービス |
HCI基盤を利用したハードウェアを導入します。
|
3,000,000円〜 |
導入後運用支援サービス |
導入後の運用を支援するサービスです。 HCI環境の運用に必要なソフトウェアの更新を支援します。 |
個別見積 |
1ノード追加サービス |
お客さまの要望に合わせてHCIノードを追加します。 ※導入後運用支援サービスの利用を前提としています。 |
1,000,000円/ノード |
ビジネスの状況に合わせた柔軟なインフラ環境を構築
近年、ITを活用した企業システムの増加に伴い、インフラ環境は高い拡張性や短期間、コスト削減での導入を求められています。
当社では、これまで培ってきたインフラ構築の経験と次世代のインフラ基盤HCI(Hyper Converged Infrastructure)を組み合わせ、ソリューションとして提供します。
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