お客さまに最適なロードバランサを提案
Netwiserシリーズ
コストパフォーマンスを追及した、機能集約型の国産ロードバランサ
回線の高速化、利用者の急増に伴い企業Webサーバへのアクセスは増加の一途を辿り、データセントリック化が進む企業システムでも効果的なサーバの負荷分散が求められています。そのような状況の中、いまや企業の信頼性、事業継続性の確保にロードバランサは欠かせないツールのひとつです。
しかし冗長化にかかるコストが高いため導入を躊躇している、導入後に充分な費用対効果が得られないといった不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
セイコーソリューションズの「Netwiserシリーズ」は冗長構成に加え、冗長構成なしでもネットワーク稼動を確保。さらに必要充分な機能の集約により大幅なコスト削減を実現するロードバランサシリーズです。
「Netwiserシリーズ」はコストパフォーマンスを追及した機能集約型の国産ロードバランサです。使いやすい日本語のGUI画面で設定可能で、中小規模システムを中心に約600台以上の導入実績があります。
Netwiserとは
Netwiser:ロードバランサ(負荷分散装置)
Webサーバを始めとしたさまざまなサーバの負荷を軽減させる為、サーバの前段に設置して、複数台のサーバに対して、決められたルール通りに要求を振り分ける事ができます。
ロードバランサ製品『Netwiserシリーズ』の特長
冗長化対応と1台での障害回避
ロードバランサ製品全てで対応可能な冗長構成
障害発生時にフェールオーバを実施(TCPコネクション、セッションの維持情報を継承)
1台構成時の障害回避「フェイルスルー機能」(SX-3940/SX-3920)
一重障害の回避(クライアント通信は継続)
日本語のGUIで構築から運用まで分かりやすく操作
CLI(コマンド設定)と同等の設定をGUIで行うことができ、設定だけでなく運用管理もGUIで操作
蓄積統計情報(過去2か月)と、リアルタイムの統計情報を表示することができます。
またSX-3820は、負荷分散基本設定を1画面でかんたんに設定できるGUIを搭載!
ロードバランサ製品『Netwiserシリーズ』の機能一覧
バランシング機能
ラウンドロビン (重み付け) などの負荷分散アルゴリズムにより、クライアントからのリクエストを最適なサーバに振り分けることが可能。アクセスを分散制御することで、各サーバの負荷を軽減します。
負荷分散方式
ラウンドロビン、重み付けラウンドロビン、最少接続数、重み付け最少接続数、ソースIPアドレス、X-Forwarded-Forヘッダ、URLスイッチング
セッション維持機能
Cookie、URL、ソースIPアドレス、SSLセッションID、 X-Forwarded-Forヘッダをサポート。
各情報に基づいてクライアントを識別し、セッションを維持することで、関連あるリクエストを同一サーバに振り分けることができます。
セッション維持方式
サーバCookie、Cookie挿入、URLリライト、ソースIPアドレス、X-Forwarded-Forヘッダ、SSLセッションIdx
ヘルスチェック機能
PING、 TCPコネクション、UDP送達確認、アプリケーションへのリクエスト送信によって、サーバの運用状況を監視。異常を検知するとサーバの切り離しを行います。ヘルスチェック項目は、ANDまたはORによる組み合わせが可能です。
サーバのヘルスチェック方式
ICMP、TCP、UDP、アプリケーション(HTTP、FTP、DNSなど)
DSR(Direct Server Return)機能
サーバ応答トラフィックを直接クライアントに返します。これにより、ロードバランサは応答パケットの変換処理から解放され、クライアントからの要求パケットの負荷分散処理に専念できるため、パフォーマンスが向上します。また、応答パケットのロードバランサ通過時間も短縮できるため、応答パケットが大容量の環境で効果を発揮します。
SSLアクセラレーション機能
SSLセッションでの暗号処理を最適化するSSLアクセラレーション機能をサポート。セキュリティを維持しながら、Webアプリケーションのパフォーマンス向上がはかれます。SX-3950/3945/3940/3920は、ソフトウェアSSLを標準装備。追加オプションなしにSSL機能を利用できます。SNI対応により、1つの仮想サーバに複数のSSL証明書を持つことも可能です。
X-Forwarded-Forヘッダを参照した負荷分散
Netwiserの前段のプロキシ等で送信元アドレスが特定のアドレスに変換されている場合に、X-Forwarded-Forヘッダに送信元IPアドレスの情報が付加されていれば、それを参照して負荷分散するサーバを決定することができます。
ロードバランサ製品『Netwiserシリーズ』の取扱製品一覧
ハードウェアロードバランサ製品
今までのコンセプトは踏襲しながら、ご要望の多い機能(IPv6化,SSL,日本語GUI操作性など)を標準搭載した新シリーズ製品になっております。
中規模以上のシステム向け「SX-3950」 標準価格 ¥1,700,000(税別) SSLボード付き ¥2,100,000(税別)
中小規模システム向け「SX-3945」標準価格 ¥1,000,000(税別) SSLボード付き ¥1,400,000(税別)
中小規模システム向け「SX-3940」標準価格 ¥1,000,000(税別) SSLボード付き ¥1,400,000(税別)
小規模のシステム向け「SX-3920」標準価格 ¥598,000(税別)
ソフトウェアロードバランサ製品
アプライアンス版の機能をそのままに仮想基盤上で動作するVM(Virtual Machine)版。 ハイパーバイザーは、VMware ESXiとKVMに対応。
Netwiser Vritual Edtion「SX-3990」
※最大10ポート
- イニシャルフリー・帯域フリー・コア数フリー
- シンプルなライセンス体系、初期投資のいらない仮想マシン単位のサブスクリプションで提供します。
ロードバランサ製品『Netwiserシリーズ』の保守メニュー
国内メーカーと保守会社によるお客さま用途に合った安心保守サービスを提供
センドバック保守
電話・FAXを使った技術支援保守を行います。
障害時は、代替機を先出しにて送付いたします。(機器送料は発送元負担となります。)
サービス対応時間:月〜金曜日 9〜17時(国民の祝日及びメーカー休業日と年末年始12月30日〜1月3日を除く)
平日9-17時オンサイト保守
サービスエンジニアの機器使用場所への出張による、製品修理・調整
サービス対応時間:月〜金曜日 9〜17時(国民の祝日及びメーカー休業日と年末年始12月30日〜1月3日を除く)
24時間保守
サービスエンジニアの機器使用場所への出張による、製品修理・調整
サービス対応時間:24時間365日
経験豊富なSEがお客さまの要望を確認し、要件にあったロードバランサをご提案
「Netwiser」はお客さまの売上規模・業種は問わない製品となっていますが、多く利用頂いている業界としてはIT企業・地方自治体となっております。
必要な機能を適正な価格で提供することから、ユーザ企業様からご評価いただいております。当社ではロードバランサの構築に関して経験豊富なSEがお客さまの要望をお聞きし、適切な機器選定を提案します。ロードバランサに関するご相談やお見積、資料のご請求はお気軽にお問い合わせください。
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日立ソリューションズ・クリエイトでは、お客様のご要望・ニーズにお応えできるネットワーク・セキュリティ製品を各種取り揃えております。
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