株式会社大林組様 導入事例

お客さま情報

導入前の背景

大林組様では、5年程前から、建築現場のIT化による業務の効率化を検討されていました。
その中で、現場でも利用者の多い携帯電話を活用した業務改善ができないかと考え、特に携帯電話のカメラ機能に着目し、具体的な業務での利用を検討されました。

導入のポイント

従来の安全巡視では、現場での安全巡視上の留意点や指摘事項を紙の図面や手帳に記入（必要に応じてデジタルカメラで指摘箇所を撮影）し、それを事務所に戻ってから報告書にしていました。これらの業務プロセスを再検討し、携帯電話だけで写真付きの報告書が作成できれば、事務所での報告書作成の手間もなくなり、業務の効率化が向上するうえ、データの一元管理が可能な『ケータイ快作！』の導入を検討されました。

導入システムの内容

システム導入後の業務の流れ

1.現場で安全上注意が必要な場所を発見した場合、『ケータイ快作！』アプリを起動し、写真を撮影し、指摘事項を入力します。
2.入力した指摘事項のデータを送信するだけでサーバ上で報告書が自動生成されます。
3.自動生成された報告書をプロジェクター投影、もしくは印刷して関連する協力会社に対し是正の指示を出します。
4.次回巡視時に是正済み箇所について改善完了をチェックします。
5.入力した是正確認のデータを送信するだけでサーバ上で報告書が自動生成されます。

導入効果

『ケータイ快作！』導入により、業務時間が30％削減

携帯報告システム『ケータイ快作！』を利用することにより、報告書用フォームに指摘事項を入力し、写真を撮影して送信するだけで、報告書が自動生成されるので、事務所での報告書作成の手間がなくなり、業務効率が著しく改善されます。
また、作成した報告書は、一元管理され共有できるので、よりスムーズな業務連絡が可能となります。
「安全巡視業務における、指摘〜報告書作成〜是正確認までの業務時間が30％削減できました。」と堀内氏は業務時間削減について語ってくれました。

『ケータイ快作！』は、問い合わせも少なく管理しやすい製品

導入前には、複数の現場で試行を実施していただきました。
「携帯報告システム『ケータイ快作！』を現場で試行した際には、操作が簡単なので、マニュアルに沿って説明しなくても、一連の操作を1回行ってもらうだけで理解してもらえました。操作が簡単なので問合せは一切ありませんでした。
また、管理者が利用者ライセンスの管理を簡単な操作で行えるのも魅力のひとつですね。」と堀内氏が導入のしやすさを語ってくれました。

業務報告書を効率よく管理

写真付き報告書は、サーバに集約されているので日時やキーワードでの検索で過去データもすばやく参照することが可能です。また、データが共有されているので、他人が指摘した是正指摘箇所の確認も容易に行えます。

安全巡視の対応方法を統一化

今までは、現場で、紙の図面や手帳に記録したり、デジタルカメラで撮影した写真を添付したりと、各々が独自の報告書を作成していましたが、『ケータイ快作！』を利用するようになって、報告用の入力フォーム、報告書のフォーマットが統一できて、安全巡視業務の運用がスマートになります。

高セキュリティの確保

業務専用アプリなので、画面メモや画像保存機能などの保存機能はありません。また、セキュリティスクリーンセーバや起動時パスワード確認の機能により、紛失対策を行うことが出来ますので、高セキュリティを確保することが出来ます。

期待以上の効果

利用者の方々が「メモ代わりに利用」「社員への業務指示に利用」など、独自にいろいろな用途で使用しています。
「また、写真付きの業務報告は、安全巡視以外にも、品質管理や業者への業務指示など、適応業務の拡張も検討したいと思っています。」と堀内氏が適用業務の拡張について語ってくれました。

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• 本文は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果が得られるわけではありません。