2018年3月30日
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト(本社:東京都品川区、取締役社長:西條 洋、以下日立ソリューションズ・クリエイト)は、当社の強みである製造現場改善提案力、RFID活用技術、モバイル活用技術を組み合わせ、製造現場の人・モノの動き、製造データを手軽に収集する機能を強化する取り組みを開始したことを発表します。製造あるいは、設備を維持・運転する現場では人やモノの動的な情報が発生します。これらの情報を収集し活用することで、製造現場のQCD(品質、コスト、納期)改善を強力にサポートしてまいります。
日立ソリューションズ・クリエイトは、これまでの製造現場へのシステム導入実績に基づき、製造プロセスの「5M+1E」*1のモノ・コトをIoTでデジタル化して製造現場のQCD改善に寄与する「製造現場向けIoTソリューション」を提供しています。近年ではIoT導入が本格化しており、現場での生産性をより向上させるため、さまざまなシーンでリアルタイムに人・モノの動き、さらには製造関連データを収集し、そのデータを使った高度な生産管理や、製造現場の最適化が求められています。
これをさらに推し進めるために、既に提供を開始している「製造現場向けIoTソリューション」における、システムから定型的な情報を収集する機能に加え、人・モノの動き、観測内容、環境の変化などに応じた動的な情報を収集する機能の強化に取り組みます。具体的には、当社の「モバイルスクエア・プラス」で提供している「健康管理支援ソリューション」で実績のある機器からのデータ収集ノウハウを、製造現場へ適用拡大することで、動的なデータをリアルタイムに収集することを実現します。また、収集したデータを既存システムと連携することで、「IoTの取り組みとして製造現場のデータ収集を手軽に実現し、業務改善効果を確認したい企業」や、「よりきめ細かな単位でのデータ収集で改善ポイントを洗い出したい企業」など製造現場のQCD改善を支援します。
RFID/センサにより収集した情報を、モバイル端末を経由して生産管理システムなど製造現場の上位システムへ提供することが可能となります。情報がほしい上位システムが既に稼働している環境において、RFID/センサとモバイル端末を追加するだけで手軽に導入することができます。
本取り組みの第一弾として、製造現場向けIoTソリューションの「ヤード保管適正化ソリューション」では、ハンディ端末、バーコード、RFIDなどを活用することで、既存のERPではリアルタイムに管理できなかった対象物の「識別情報・置場情報」を現場作業の中で手軽にデータ化する仕掛けを実現します。
一般的に、製造現場で情報収集システムを構築するためには、設備更新、構内配線、導線変更など大きな変更が必要になるため、製造現場での情報収集はハードルが高くなりがちです。これに対して、情報収集にモバイル端末を積極活用することで製造現場の変更規模を抑え、工程単位、作業単位など小さい単位での導入が可能となり、データ収集が容易になります。
日立ソリューションズ・クリエイトは、 『Any things + モバイル』 というコンセプトのもと、「業務システムにモバイルをプラス」「製品にモバイルをプラス」「モノにモバイルをプラス」を実現するソリューション群 『モバイルスクエア・プラス』 を提供し、事業拡大を進めています。
担当部署:カスタマーサポート部 担当:深川、宍戸
ホームページ:https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/contact/solution.html
E-mail:
担当部署:CSR・コンプライアンス部 担当:納富、中道
Tel:03-5780-0266 Fax:03-5780-7630 E-mail:
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