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サイバーセキュリティトレーニングに「セキュリティ組織強化トレーニング」を追加、販売開始

セキュリティ人材の育成に加えて実践演習で組織を強化、インシデント対応能力の向上を強力に支援

2022年2月3日
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト

 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト(本社:東京都品川区、取締役社長:竹田 広光/以下、日立ソリューションズ・クリエイト)は、企業のセキュリティ人材育成を目的とする「サイバーセキュリティトレーニング」の拡充を図り、組織のセキュリティ体制を強化する「セキュリティ組織強化トレーニング」を追加し、本日から販売開始します。
 本トレーニングでは、実際のサイバー攻撃事例を再現した訓練シナリオを用い、セキュリティインシデント発生時の組織としての対応能力向上を強力に支援します。

 近年、組織を狙ったサイバー攻撃が高度化・巧妙化しており、「技術」対策での防御に加え、サイバー攻撃を受けることを想定し、組織としてインシデント対応能力を身に着けることが求められています。インシデントに企業が速やかに対応するには、経営層、マネジメント層が定めるインシデント対応フロー(ルール)が、セキュリティ人材だけではなく、すべての実務者・技術者層(人)に周知され、かつ平時からできるだけリアルな形で実践演習を繰り返すことで「人」が「ルール」に沿った行動をとれるようにしておくことが必要です。しかしながら、組織として実践的な演習を行う機会が少なく、実際にインシデントが発生した際の対応能力を習得・強化することが難しいといった課題がありました。

 日立ソリューションズ・クリエイトは、組織をサイバー攻撃から守るセキュリティ対策として、潜在的脅威の検知や集団防衛など技術対策を支援するソリューションや、セキュリティ人材育成など人的対策を支援する「サイバーセキュリティトレーニング」などを提供しています。
 2019年には、株式会社日立製作所、株式会社日立ソリューションズと共同で、日立グループにおける高度セキュリティ人財の育成、およびサイバーセキュリティ研究を目的とし「日立サイバーセキュリティセンター」を開設し、急増するサイバー攻撃に対する迅速かつ適切な対応力の強化をめざして取り組んできました。
 このたび、インシデント対応能力を個人と組織の両面から強化することを目的に、「サイバーセキュリティトレーニング」を再編し、既存コースを個人の知識・技術を強化する「セキュリティ人材強化トレーニング」と位置づけるとともに、新たに組織のインシデント対応能力を強化する「セキュリティ組織強化トレーニング」を追加しました。
 「セキュリティ組織強化トレーニング」では、実際のサイバー攻撃事例を再現した訓練シナリオを用い、セキュリティインシデント発生時の迅速な意思決定、関係者とのコミュニケーションなど、経営層、マネジメント層、実務者・技術者層の方に必要な対応能力の習得を支援します。自組織における対応をイメージしながら受講することで、実際にインシデントが発生した際の組織としての対応能力向上を強力に支援します。

「サイバーセキュリティトレーニング」の構成

  • 「セキュリティ人材強化トレーニング」では、個人として持つべき知識・技術を習得します。
  • 「セキュリティ組織強化トレーニング」では、個人学習で得た知識・技術をインシデント発生時の現場で実践できるようにすることで、組織としてのインシデント対応能力を向上します。

「サイバーセキュリティトレーニング」の構成

「セキュリティ組織強化トレーニング」の特長

1. 実践演習により、知識の定着や対応能力向上を強力に支援

 実践演習を通してサイバー攻撃を受けた際の対応を経験し、個人の知識の定着を図ります。
 「サイバーセキュリティ演習(初級)」は、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT)が オープン化のトライアルを開始した演習基盤を活用した実践的な演習です。
 今回、日立ソリューションズ・クリエイトは、民間企業として初めてこの演習基盤を活用したサービスを提供するもので、お客さまのサイバーセキュリティの対応能力向上により、お客さまの安心、安全なビジネス継続に貢献します。

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NICTにおいて、産学官の結節点を目指して発足した新組織サイバーセキュリティネクサス(CYNEX)が、サイバーセキュリティ演習基盤としてオープン化する演習シナリオと遠隔演習システム。
詳細については、こちら(https://www.nict.go.jp/cynex/)をご参照ください。

2. 組織のインシデント対応能力を強化

 インシデントの予兆検知から事後対応までには、組織内外のさまざまな方が関わります。インシデントの影響度判断や、セキュリティベンダーからの調査結果は、組織内で情報共有する必要があります。加えて、外部の関係組織への報告、公表のタイミングを判断する必要もあります。
 「サイバーセキュリティ演習(初級)」では、インシデント発生時の一通りのハンドリングを、実際に手を動かして体験することにより組織のインシデント対応能力を強化します。また、自組織としての「平時からの備え」や「被害最小化のための対応方法」などの気づきを得ることができ、実際のインシデント対応に生かすことが可能です。

セミナーのお知らせ

 2022年2月18日に「サイバーセキュリティトレーニング」のミニセミナーを予定しています。
 サイバー攻撃の脅威を疑似体験できる動画も用意していますので、ぜひこの機会にご視聴ください。
 詳細は以下申し込みページをご確認ください。
 URL:https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/seminar/2022/0218_01/

提供価格

 個別見積(組織単位での申し込みをお願いします。)

申し込み受付開始日

 2022年2月8日(予定)

製品紹介URL

https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/solution/security_training/

製品・サービスに関するお問い合わせ先

担当部署:インサイドセールス部 担当:松尾、宍戸、三国谷
E-mail:
URL:https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/contact/solution.html

報道機関からのお問い合わせ先

担当部署:コーポレート・コミュニケーション部 担当:菅野、大居
E-mail:

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