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サイバーセキュリティコンサルティングとして「漏えい情報調査サービス」を提供開始

〜サイバーセキュリティインシデントに対する企業の事業継続を支援〜

2023年1月19日
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト

 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト(本社:東京都品川区、取締役社長:竹田 広光、以下、日立 ソリューションズ・クリエイト)は、サイバー・レジリエンス(*1)の強化を図り、企業の事業継続を支援することを目的として「サイバーセキュリティコンサルティング」を商品化し、そのサービスラインアップの第一弾として、有事の際の対応を 支援する「漏えい情報調査サービス」を本日から販売開始します。

*1
サイバーセキュリティのインシデントに対する、企業の予防、耐性、および復旧に関わる能力

 近年、サイバー攻撃は増加に加え、攻撃手段の多様化・巧妙化が進み、より身近な脅威となっています。それに伴い、情報セキュリティの課題が、企業の継続的な事業・サービス提供を脅かし、企業のみで情報セキュリティの 課題を解決することが難しくなっています。
 企業を狙う攻撃者は、情報売買目的で標的型攻撃メールを使い、企業にマルウェアを送り込む手法を使って 攻撃してきます。そして、仕掛けられたマルウェアにより抜き取られたID/パスワードの組み合わせなどの組織の機密情報をダークウェブ、ディープウェブなどの情報フォーラムサイトで売買し、その情報を購入した他の攻撃者がさらなる サイバー攻撃に悪用するケースが増えています。このようなケースでは、企業側が情報漏えいに気づかないうちに被害が拡大することが多く、専門家による対応が必要です。

 こうした背景を踏まえ、日立ソリューションズ・クリエイトは、情報セキュリティの課題を抱える組織に対して、サイバーセキュリティのスペシャリストの立場から、コンサルティング〜ソリューション導入〜維持活動までを含めたトータルの セキュリティ対策を提案する「サイバーセキュリティコンサルティング」を提供します。
 具体的に、「サイバーセキュリティコンサルティング」では、平時対応(防御)としての『サイバーアセスメント』、有事対応としての『サイバーエマージェンシー』、サプライチェーンやグループ会社などのステークホルダーの対応を行う『サプライチェーンアセスメント』の3つのカテゴリーで、サイバー・レジリエンスの強化を支援します。

 この度、『サイバーエマージェンシー』対応の第一弾として、「漏えい情報調査サービス」の提供を開始します。
「漏えい情報調査サービス」では、有事発生の際に、組織からダークウェブ、ディープウェブへ漏えいした情報の有無とその内容を把握することができます。また、漏えいした情報から対策案、システム改善案を提案することで、次なる攻撃への予防を促します。
 これにより、企業におけるサイバーセキュリティインシデントへの対応力を強化し、事業継続を強力に支援します。
 日立ソリューションズ・クリエイトでは、今後もメニューの拡充を図り、企業における情報セキュリティの課題解決に貢献していきます。

「漏えい情報調査サービス」イメージ

「漏えい情報調査サービス」の特長

1. 漏えい情報発見時に速報

 マルウェアが侵入した際、侵入した端末を足がかりとして、企業内ネットワークに拡散するだけでなく、企業の 機密情報(社内の個人情報、ID/パスワードの組み合わせ、お客さまの個人情報など)や、攻撃に使用できる情報(アプリケーションの構成情報、システムのぜい弱性の情報など)を外部に送信することがあります。
 本サービスは調査開始後、組織の漏えい情報を発見した場合に、内容を速報します。これにより、 早期に対策の検討が可能となり、被害の拡大を防止できます。

2. 攻撃者の視点での調査

 ブラックハットハッカーや攻撃者はダークウェブ、ディープウェブの情報フォーラムサイトなどから、企業を攻撃するためのさまざまな情報を収集しています。
 本サービスは当社のホワイトハットハッカーが攻撃者の視点で、情報フォーラムサイトで交わされている ブラックハットハッカー同士の会話の内容や、漏えいした情報や発見されたぜい弱性とそのリスクなどを 調査し、適切な対処策を提案して被害の拡大防止、再発防止を支援します。

3. 当社ホワイトハットハッカーの知見を生かした報告書、改善提案書を提示

 本サービスでの調査結果を基に、当社のホワイトハットハッカーが国際資格の取得やぜい弱性診断などを通じて蓄積した知見を生かした報告書を作成、提出します。
 また、日立グループの豊富なセキュリティ対策の中から最適なソリューション、サービスを提案する改善 提案書を提示し、企業の事業継続に欠かせないセキュリティ基盤の構築を支援します。

「漏えい情報調査サービス」の内容・価格

キャプション
サービス名 内容 価格(税別)
漏えい情報調査サービス
(スポット調査ライセンス)
<サイバーセキュリティインシデント発生時の有事対応>
・ダークウェブ、ディープウェブへの漏えい情報の有無を調査
・Webサーバー、ネットワークを簡易診断
2,500,000円/回
(ドメイン単位)
平時における状況の調査が可能な「年間調査ライセンス」も用意しています。詳細はお問い合わせください。

申し込み受付開始日

2023年1月19日

販売目標

「サイバーセキュリティコンサルティング」全体で、2024年度までに売上累計2億円

製品紹介URL

https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/solution/security_consulting/

製品・サービスに関するお問い合わせ先

担当部署:インサイドセールス部 担当:松尾、宍戸、武富
E-mail:
URL:https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/contact/solution.html

報道機関からのお問い合わせ先

担当部署:コーポレート・コミュニケーション部 担当:菅野、大居
E-mail:

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