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既存の基幹システムを活かして価値を追加

基幹システム周辺ソリューション

ニューノーマル対応のシステム投資は
既存のシステム・情報資産の有効活用が効果的

ニューノーマル対応により働き方が変化していく中で、企業ではIT投資に対する変化が起きています。
社会環境の変化、先進技術の登場により、さらなる効率化・最適化に舵を切る必要があるとお考えではないでしょうか。
また、過去に蓄積されてきた業務システムだけでは業務の継続、生産的な働き方を実現できず、テレワークを行うだけでは事業の継続が困難となった企業さまもいるのではないでしょうか。
当社では既存の基幹システムへの大規模なシステム改修ではなく既存基幹システムを有効活用し、費用を抑えた機能追加を提案、業務効率化を支援します。

ビジネス環境に適応するための効率化・最適化のイメージ ニューノーマル対応のシステム投資は既存のシステム・情報資産の有効活用が効果的

基幹システムとは

基幹システムとは、販売管理や在庫管理など、どの業種の企業においても実施されるような、ビジネスの必須となる業務を効率化するために利用されるシステムの事を指します。基幹という名前が示す通りビジネスの根幹を担うシステムであるため、安定性と正確さを備えたシステムがである事が重要となります。

基幹システムと関連した用語の違い

情報系システムとの違い

情報系システムとは、業務で利用されるシステムのうち、基幹業務に関連しないシステムの事を指します。情報系システムの役割は業務を効率化するので社員は便利に業務遂行ができますが、たとえ止まったとしても基幹システムのように仕事が止まるという事にはなりません。グループウェアやスケジュール管理ツールなどが該当します。

ERPシステムとの違い

ERP(Enterprise Resource Planning)とは日本語にすると企業資源計画の事を言い、ERPシステムとは基幹システムと情報系システムを統合し、1つにパッケージ化したシステムの事を指します。

業務システムとの違い

業務システムとは、その名の通り業務全般に関わるシステムの事です。基幹システムに情報系システム、ERPシステムも含め全て業務システムと言います。

基幹システムの種類

ビジネスの根幹を担う基幹業務にはいくつか種類がありますので、基幹システム同じ数だけ種類があります。

販売管理システム

商品はサービスの販売に関わる業務を一元的に管理するシステムです。受発注、出入荷、請求、入金など様々な業務プロセスが該当します。

営業支援・顧客管理システム

新規顧客や既存顧客との関係構築や関係維持・発展の管理、営業活動の進捗状況などを管理するシステムです。

生産管理システム

原料や材料の仕入れから製品生産、完成品の在庫登録などを管理するシステムです。

勤怠・給与管理システム

社員の勤務、残業、休暇状況や給与の支払い状況などを管理するシステムです。

ポイント管理システム

会員管理やポイント状況の管理、会員への販売促進活動を管理するシステムです。

物流管理システム

貨物の入出庫情報や配送状況、配送までのプロセスなどを管理するシステムです。

財務管理システム

企業の財務会計を管理するシステムです。

基幹システムのリプレースは難しい?

基幹システムのリプレースを検討する企業様も多いと思いますが、基幹システムのリプレースにはいくつか難しい面があります。一つが使い慣れた基幹システムをやめることになるため、社内での合意形成に時間がかかり、想定通りに進行しない可能性があることです。また、新しい基幹システム選びは慎重に進めないと、自社が求める要件に合わない基幹システムになってしまう可能性もあり、リプレースしてから後悔してしまうケースもあります。このため基幹システムのリプレースは、明確な目的意識をもって進められないと、実現が難しくなります。

基幹システムのリプレースの失敗例

立場の異なる現場の意見に振り回される

社員の意見を聞き入れるのは重要なのですが、立場の異なる現場の意見を全て取り入れてしまうと、目的や要件からは離れた基幹システムが出来上がってしまいます。

リプレースの目的を明確にせずベンダーに丸投げする

プロに頼んだ方が良いという理由で丸投げしてしまう企業様も中にはいますが、ベンダーにできることはクライアントの課題に対する最適な改善案をシステムで実現することであるため、目的の不明瞭な状況ではクライアントが望む基幹システムにならない場合があります。

要件を整理できるベンダーの厳選をせず始めてしまう。

老朽化が理由でリプレースを検討している場合納期優先でベンダーの選定をしてしまう企業様もいますが、ヒアリングや要件定義の品質はベンダーや得意とする業界によっても変わってくるため、発注したはいいが上手く進行しないという状態に陥る可能性があります。

既存の基幹システムを使い続けるメリット

運用フローが変わらない

既存の基幹システムを使い続ける場合同一の運用フローが通用するので、各種業務の所要時間の予測も立てやすく、また基幹システムを使う現場社員からの不満も出にくくなるというメリットがあります。リプレースの場合フローの改善した結果慣れていないために所要時間がかえって増えてしまったり、混乱した現場から不満が出る場合があります。

コストを低く抑えられる

既存の基幹システムを使い続ける場合はかかる費用は維持コストのみとなります。基幹システムのような重要なシステムをリプレースする場合大きな費用がかかり、費用分をペイするまでに長期間を要する場合があります。

これまでの知見とデータを活かし続けられる

既存の基幹システムを使い続ける場合はそのシステムにおける知見を活かし続けられ、また一貫したデータなので、年間推移などを追うのも簡単です。基幹システムのような業務の根幹を担うシステムの場合は機能が多岐に渡るため、その分リプレース後の学習コストが想定よりかかる場合があります。また、年間推移の分析などをするために旧システムデータとのすり合わせが必要になり、手間がかかるケースもあります。

日立ソリューションズ・クリエイトの基幹システム周辺ソリューションなら、既存の基幹システムという資産を活かしたまま、基幹システムやその関連システムをより使いやすく改善し、業務効率化を進めることができます。

「基幹システム周辺ソリューション」では
このような課題を解決します!

課題
  • テレワーク増加に伴い、既存システムを社外からも利用できるようにしたい
  • 紙帳票のシステム入力で発生する入力負荷や誤入力を削減したい
  • 社内に分散した情報を効率よく収集したい
  • 老朽化したハード・ソフトウェアを、短納期、高品質、低コストで再構築したい
解決
  • 社内システムをセキュアな環境でモバイル化し、既存システムをどこからでも利用可能にします
  • 基幹システムへスマートデバイスから入力可能とし、現場からそのまま入力できるので紙帳票が不要になります
  • キーワードを入力するだけで、基幹システム内からの情報収集を実現します
  • 既存基幹システムを活用しつつWebアプリケーション化を実現し、スマートデバイスと組み合わせることでテレワーク化も可能にします

「基幹システム周辺ソリューション」の
お問い合わせ、お申し込みはこちらから!
ご不明点やご要望などもお気軽にお問い合わせください!

『基幹システム周辺ソリューション』の特長

既存システムをスマートデバイスから利用

社外での商談時に在庫や納品予定日の確認、付帯する工事作業日程の調整のために帰社しなくてはならず、提案活動の効率低下や時間外労働の増加が発生しています。 快作モバイル+を活用し、スマートデバイスからセキュアに社内の特定システムを利用可能とすることで効率的な業務遂行を支援します。

例:卸売業 在庫管理システム

既存のWebシステムの販売管理システムをモバイル対応させて利便性を向上させた事例です。この事例では提案から在庫確認や工事日程の調整などのフローが対面、PC、電話など多岐に渡っており、商談が長期化してしまう事が課題でした。基幹システム周辺ソリューションにより、提案後の在庫確認と引当実施、工事可能日の候補定時を一つのモバイルデバイスから一度にできるようになり、商談効率向上による顧客満足度の向上と商談機会の創出を実現しました。

既存Webシステムをモバイル対応・利便性向上 提案した構成イメージ図 クライアントの課題状況イメージ図 導入後の改善イメージ図

基幹システムへの入力作業を支援

基幹システム上の帳票項目変更には一般的にシステム改修を行い画面を都度変更する必要がありますが、開発・テストを実施し、リリースするまでの期間を要するため追加開発コストが発生します。
快作レポート+ではExcelから入力画面の作成ができるので、入力帳票の開発にかかる工数削減が可能です。また、紙帳票のシステム入力で発生する入力負荷を軽減、紙の保管コストの削減も可能です。

例:入力業務に特化した申し込み業務を電子化

基幹システムの申し込みシステム入力業務を効率化した事例です。この事例では受付に関わる入力業務を神からPCで転記し、内容に誤りがないかを目視確認が必要というフローであったため、受付増加による入力業務の負荷が増加してしてしまう事が課題でした。基幹システム周辺ソリューションにより、申し込み受付との入力システムのデータ連携を行い、転記・確認業務からの解放を実現し、さらに在宅での業務実施も実現いたしました。

基幹システムへの入力業務を効率化 提案した構成イメージ図 クライアントの課題状況イメージ図 導入後の改善イメージ図

社内の情報を効率よく収集

テレワークにおける社内の情報収集が困難になる要因は「対面での相談ができない」「電話してもつながらない」「メールの返信が遅い」「社外から質問できない結果、自己解決するために時間がかかり効率が落ちている」などがあります。
そのようなお悩みをチャットボットを活用することで、時間や場所にとらわれず、すぐに欲しい回答を入手することで、効率的な業務の継続を実現します。

例:顧客情報収集システム

時間や場所を問わず社内の情報収集を効率化する、顧客情報システムでの事例です。この事例ではテレワークによる働き方が進んだ結果、対面相談や電話問い合わせ、メール問合せといったコロナ以前のクライアントとの接触手段による情報収集が困難になった事が課題でした。基幹システム周辺ソリューションにより、顧客情報収集システムとチャットサーバーを連携し、いつでも質問可能ですぐに回答が貰える、在宅でも業務継続ができる体制を実現いたしました。

時間や場所を問わず社内の情報収集を効率化 提案した構成イメージ図 クライアントの課題状況イメージ図 導入後の改善イメージ図

業務継続するための機能を短納期、低コストで追加

テレワークを実施する中で、業務継続するための機能が不足していることが判明し早急に手を打つ必要があるとお考えの企業さまに、超高速開発ツールを活用した不足機能の追加を提案します。
テレワークの実施や、出社制限が継続する中でWebPerformerの特長であるプロトタイプの画面生成を利用し、非対面でも正確な要件の合意、短期間で高品質なプログラムの開発を実演しユーザー部門への受け入れも、スムーズに実現可能となります。

製造業の資材発注システム

資材発注システムのリプレースをして、短時間で要件通りのリリースができる環境を実現した事例です。この事例では要件の合意が対面の紙ベースで時間がかかっており、開発の長期化やテスト品質のばらつきなどが課題でした。基幹システム周辺ソリューションにより、提案を非対面での実施できる機能や非対面での開発機能、プロトタイプの共有という機能を追加し、短納期でユーザーと合意したものを納品できる体制を実現しました。

製造業の資材発注システムをリプレースし、不足機能の追加を短時間で実現 提案した構成イメージ図 クライアントの課題状況イメージ図 導入後の改善イメージ図

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当社で提供している基幹システム周辺ソリューション

当社では上記以外にも、基幹システム周辺のソリューションを数多く提供しています。製造業や大学向けに特化したものや、業務系ソリューション、バックオフィスソリューションまで幅広くご提案が可能ですので、基幹システム関連でのお悩みがありましたらぜひご相談ください。

当社提供の基幹システム周辺ソリューション例

  • 販売管理システム
  • 営業支援・顧客管理システム
  • ポイント管理システム
  • 生産管理システム
  • 物流管理システム
  • 勤怠・給与管理システム
  • 財務会計システム
当社で提供している基幹システム周辺ソリューション

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『基幹システム周辺ソリューション』の導入事例

高セキュリティ業務に対応「快作モバイル+」~導入事例~

業務概要 某製造メーカー 検査システム
端末・OS Android(タブレット)
概要

  • 機器の各製造工程での部品検査。
  • 指摘の手書き紙帳票を電子化。
  • 必要な場合は指摘箇所をデジカメで撮影し、写真を印刷・添付していた。
  • 製造数が増加すると紙・写真の管理など手間がかかっていた。

ポイント

  • カメラ機能を利用し、指摘と撮影データを一括管理。
  • モバイルDBにて画面間情報を引き継ぎ、使いやすさを向上。
  • オンラインで指摘をリアルタイムに閲覧し、即時対応。

高セキュリティ業務に対応「快作モバイル+」~導入効果~

モバイルのカメラ機能を活用して写真を撮影しモバイルへ一時保存、呼び出した写真んデータに指摘を追記することで写真と指摘の一元管理とリアルタイムな報告を実現。

点検業務

  • カメラや手書き等のモバイル機能をフル活用可能。
  • モバイルDBで一時保存。オフライン環境での利用も可能。

指摘業務

  • オフラインで写真を呼び出し、検査指摘を記入。
  • データがリアルタイムにサーバへ連携。

管理業務

  • 全社でリアルタイムに検査状況を把握。

入力特化業務に対応「快作レポート+」~導入事例~

業務概要 某社 申込システム
端末・OS iOS(iPad)
概要

  • 紙で実施していた申込業務を電子化するシステム。
  • 「快作レポート+」で作成した申込書を顧客管理システムに自動連携することで、入力負荷を軽減、リアルタイムに参照可能なシステムを実現。

ポイント

  • 申し込みデータが基幹システムに自動連携されるため入力負荷の軽減が可能であること。(以前は、受付業務と並行して行うため当日中に完了しないこともあった。)
  • 紙の書類の保管、破棄で発生していた膨大な費用を削減可能であること。
  • 業務効率の向上によるお客様対応時間の拡張等新たな付加価値を実現すること。

入力特化業務に対応「快作レポート+」~導入効果~

入力業務に特化した申し込み業務を電子化することでデータ管理・保管業務までをリアルタイムに連携できるシステムを実現。

申し込み業務

  • プルダウンや選択式での入力により誤入力を防止。
  • セキュリティ確保で免許書撮影もOK。
  • 申込書のレイアウトは随時変更が可能。
  • タブレットからお客様控えを出力。

データ管理・保管業務

  • 帳票電子化で入力負荷を削減。
  • データがリアルタイムにサーバへ連携。
  • ファイルサーバへデータ保存紙の保管コストが不要に。

情報収集業務に対応「AIチャットボット」~導入事例~

業務概要 顧客情報収集システム
端末・OS iOS(iPhone)
概要

  • 顧客アプローチ前の情報収集を一元化。
  • チャットインターフェースに顧客名を入力するだけで各種サーバーから情報を収集し提示可能なシステムを実現。

ポイント

  • ユーザが使慣れたチャットインターフェースに最低限の情報(顧客名)を入力するだけで必要な情報を一括で表示することで担当者のスキルによって差の出る事前調査の品質を均一化を実現可能。
  • 企業情報や与信情報、受注実績を社内システムから収集するだけでなくWebサイトを検索し直近の企業動向も同時に表示可能。

情報収集業務に対応「AIチャットボット」~導入効果~

モバイルでも操作が容易なチャットインターフェースで社内・社外の情報を一括収集することで習熟度のよって差のでる調査業務の品質を向上。

  • チャットインターフェースでモバイルでも気軽に利用可能。
  • チャットが手続きを誘導するため手順を覚えることが不要。
  • チャットが自動でデータを収集し提示。

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ニューノーマル下での基幹システムの付加価値向上

ビジネス環境変化が「ニューノーマル」となることを前提に単なる原点回帰ではなく企業価値向上に資する対応が求められますが、コロナ禍で企業の売上や利益は例年に比べ大幅に低下することが予想されITコスト全体、特に運営コストの削減もまた求められます。
そこで、当社では基幹システム業務システム付加価値向上ラインナップで実現したい業務シーンに合わせたソリューションをご提供します。