新システム構築時には「RFP」という、発注者からシステム開発会社に対する提案依頼書の作成が不可欠です。RFPには自社の現状や解決したい課題とともにシステム導入後の理想の姿などを書き記す必要があります。一方、情報システム部のRFP制作担当者は、システムについては詳しくても、自社の現状や解決したい課題、各部門の業務フローなどを明確に整理することが苦手なケースも多くあります。
構想策定とは、RFP作成や要件定義をする「さらに前段階の工程」に位置し、システム構築に必要な要件や課題をまとめ、書類に落とし込むプロセスです。つまり、経営層が示す理念や方向性を踏まえつつ、現場が抱える課題解決を新システムを使ってどのように行っていくのか、その「めざす姿を策定」するのが、当社の考える構想策定です。
構想策定を、以下のような5つのステップで支援します。