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株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト

何を実現できたのか? RPA活用事例

何を実現できたのか? RPA活用事例

オフィス業務における定型的な作業を自動化できるRPAに注目が集まっています。RPAで何ができるのか、RPAの概要と活用するメリット、活用事例についてご紹介していきます。

RPAとは

RPA(Robotic Process Automation)とは、コンピューターを使用した定型的な作業を人間に代わってソフトウェアロボットが行うことで、デスクワークにおける業務効率化を図る技術、およびその概念やツールを指す言葉です。
少子高齢化による労働人口減少の対策として有効であると、今注目されています。

RPAで自動化が可能なのは、バックオフィス業務などの手順やルールが明確な業務が中心です。また処理件数が数千に達するような大量業務に向き、紙面データやWebサイトからの転記、データ収集と分析、システムの監視、電話やメールへの自動返信といったことが得意分野です。

RPAのロボットは人間と同じようにアプリケーションを起動し、データベースにアクセスし、ファイルやフォルダを操作し、必要な情報をコピー&ペーストし、新しいファイルに書き出すことができます。人間と同じように考えるわけではありませんが、人間と同じ作業(の一部)をこなすことが可能なわけです。

RPA活用のメリット

RPAを活用するメリットを、導入企業の側から見てみましょう。

ホワイトカラー業務の中には、一つひとつの作業は単純ではあるものの、条件によって対応を変える必要があり、しかも膨大な回数、繰り返し行わなければならない作業、というのがあります。人間がやるには煩雑かつ面倒で、数をこなしているうちに必ずミスが起きるといった類の作業です。

そうした作業をRPAに任せられれば、企業内における業務効率化は確実に進むことになります。組織としての処理能力、生産性も向上します。人間はそれらの作業以外の業務、フロントオフィス業務や創造性を要する業務、属人性が求められる業務に専念できるので、組織全体の仕事の質も高くなります。

もちろんRPAはコスト削減にも大きく寄与します。RPAによって業務を最適化できれば、マンパワーのみに頼る場合と比べて人件費の大幅な削減も期待できるといわれています。

その他、RPAにはヒューマンエラーの防止、人間関係などに起因するトラブルの回避、コンプライアンス違反の抑制といったメリットももたらします。

一方、RPAにも弱点はあります。例えば、RPAのロボットに間違った指示を出せば、ロボットは何度でも間違った指示を忠実に実行し続けます。
しかし、RPAを適切な業務に正しく適用できれば企業は多くの恩恵を受け、売上の最大化につなげることができるでしょう。

さまざまな業種・部門におけるRPA活用事例

ここからはRPAがどのような業種や部門で活用されているのか、事例を挙げながら紹介していきます。

【業種別】製造業におけるRPA活用事例

製造業では受注、在庫管理、出荷、会計処理などのさまざまなプロセスでRPAが活用されています。例えば、取引先からの発注メールを受信し、その内容を基幹システムへ入力、出荷依頼を送信するといった一連の作業をRPAによって自動化することが可能です。

製造業にはバックオフィス業務が多く、その大半をRPAに担わせることができるでしょう。売上計上や納品書などの作成業務をRPAに代行させている事例もあります。

【業種別】金融機関におけるRPA活用事例

金融機関は早くからRPAを導入してきた業種の一つです。同じ内容を複数のシステムに入力する転記作業、振込・送金処理などにかかわる事務作業、各種書類の作成などにRPAが活用され、実績を上げています。また、手書きの申込書などをはじめとする紙帳票をデジタルデータ化するシステムなどにもRPAが使われています。

【部門別】経理部門におけるRPA活用事例

経理部門で必須となる伝票データの入力や入金データの取り込み、帳簿作成、連結処理、入金・支払消込などの事務作業はRPAと親和性が高く、実際にさまざまな企業でRPAの導入が進んでいます。とくに、経理の中でも財務会計にはRPAによって自動化できる定型的な業務が多いといえます。

【部門別】人事・総務部門におけるRPA活用事例

人事や総務も定型業務が多い管理部門です。活用事例としては社員への残業アラートメールの送信、勤怠管理などのためのデータ収集業務、給与計算業務などが挙げられます。人事・総務部門ではより複雑な作業もRPAによって自動化しようという試みが進められていて、今後ますますRPAの活用が浸透していくことが期待されています。

RPAの活用は金融機関から始まって製造業やその他の業界・業種へと広がり、中堅・中小企業の中にも導入企業が増えつつあります。RPAによって自社の何が変わるのか、今後を見据えた効果的な活用方法について検討してみてはいかがでしょうか。