企業のクラウドセキュリティ強化を支援

～サイバーセキュリティトレーニングに「クラウドセキュリティ基礎」を追加して販売開始～

2023年9月13日
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト

株式会社日立ソリューションズ・クリエイト（本社：東京都品川区、取締役社長：南　章一、以下、日立ソリューションズ・クリエイト）は、企業におけるセキュリティ人材育成、組織体制を強化する「サイバーセキュリティトレーニング」のラインアップに、安全なクラウドサービスの利用・提供に向け、クラウドセキュリティの強化を支援する「クラウドセキュリティ基礎」を追加し、本日から販売開始します。

近年、企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）の加速に伴い、企業が所有するソフトウェアやサーバーなどのクラウド移行が進んでいます。一方で、クラウドに対するサイバー攻撃が高度化・巧妙化するなか、クラウドの設定不備などによる新たなセキュリティリスクが増加しています。
安全にクラウドサービスを利用・提供するためには、最先端のサイバーセキュリティ技術に加え、クラウドセキュリティに関する正しい知識が必要となっており、こうした知識を有するセキュリティ人材の重要性が一層高まっています。しかしながら、クラウドの利用と提供、双方について学べる教育は限られており、企業のクラウドセキュリティ強化や、クラウドサービスを活用したシステム構築を担う人材にとって、正しい知識習得が難しいといった課題があります。

日立ソリューションズ・クリエイトは、企業の安全・安心なビジネス環境の実現に向けて、導入前のコンサルティングから、最適なソリューション導入、導入後のセキュリティ維持まで、お客さまの事業継続をセキュリティから支える「トータルセキュリティソリューション」を提供しています。2020年11月には、企業におけるセキュリティ人材育成を支援するため、セキュリティやハッキングに関して高度な知識をもち、EC-Council^*1の認定資格CEH^*2を保有する当社のホワイトハットハッカーが講師を務める動画配信と、双方向のライブ中継によりリアルタイムに質疑応答が可能なオンラインサービス「サイバーセキュリティトレーニング」の提供を開始し、順次ラインアップを追加しています。

この度、「サイバーセキュリティトレーニング」のセキュリティ人材強化トレーニングメニューに、企業のクラウドセキュリティ強化を支援する「クラウドセキュリティ基礎」を追加しました。
「クラウドセキュリティ基礎」では、クラウドにおけるセキュリティ脅威についての理解を深め、安全にクラウドサービスを利用・提供するための知識について学ぶことができます。基礎的な知識に加え、現場での経験・体験を踏まえたノウハウや実践的なスキルの習得も可能なため、現場で活躍できる人材の育成を強力に支援します。

*1: EC-Council：電子商取引コンサルタント国際評議会
*2: CEH：Certified Ethical Hacker（認定ホワイトハッカー）

「クラウドセキュリティ基礎」の特長

1. 日立グループで蓄積されたノウハウ・スキルの習得が可能

講義動画では、安全にクラウドサービスを利用・提供するための対策について、お客さま向けにクラウドを使ったシステム構築などを行っている日立製作所のセキュリティ専門家と、講師を務める当社のホワイトハットハッカーが討議します。日立グループで実践している対策方法や、現場での経験・体験談を通じて、「マニュアルの知識」にとどまらないノウハウやスキルを習得でき、クラウド技術者として活躍できる人材の育成に貢献します。

2. 基礎から学べる分かりやすい講義

講義には、クラウドの種類や責任共有モデルなどの基礎的な知識をはじめ、企業のクラウドセキュリティ強化に役立つ幅広い知識やノウハウを盛り込んでいます。クラウドサービスを使ったシステム構築を担う担当者の職務に役立つ実践的なスキルを習得でき、現場で活躍できる人材の育成が可能です。

「クラウドセキュリティ基礎」のコース内容・価格

レベル	コース名・概要	価格（税別）
初級	クラウドセキュリティ基礎クラウドやクラウドサービスの基礎、セキュリティの脅威について学習し、安全にクラウドサービスを利用・提供するための、さまざまな技術的・人的・組織的対策を身に付けることができます。	25,000円／人

※: 講義動画（約3時間、視聴期間1カ月）＋ライブ中継による質疑応答（1時間）の価格です。
※: 動画配信のみのコースも用意しています。詳細は、ソリューション紹介ページをご確認ください。

申し込み受付開始日

2023年9月13日

サイバーセキュリティトレーニングについて

「サイバーセキュリティトレーニング」では、サイバーセキュリティの知識が習得可能なトレーニングを経営層、マネジメント層、実務者・技術者層向けなど、幅広いレベルで用意するとともに、個人と組織の両面からインシデント対応能力向上を図るべく、多数のコースを提供しています。
セキュリティ初学者の場合は、入門・初級レベルから受講することで基礎知識の習得ができ、5年程度の経験を有する場合は、中級レベルを受講することで、実務に活かせる専門知識の習得が可能です。
主なターゲットである、ユーザー企業のセキュリティ人材に対し、サイバーセキュリティトレーニングを提供することで、ユーザー企業内でのセキュリティ対策の実施や、セキュリティベンダーなどの外部組織との連携強化を支援します。

サイバーセキュリティトレーニングの全体図