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堀田 めぐみMEGUMI HOTTA

産業・流通システム事業部
1992年入社 情報処理科卒

INTERVIEW 06

数年先のトレンドを見据えて
最適な提案を組み立てるのが上流から関われる面白さ

キャリアステップ

1992年

日立ソリューションズ・クリエイトの前身である日立ソリューションズ・ビジネスに入社。
日立グループとしてメインフレーム(大型汎用コンピュータ)のシステム開発を担当。

1995年

お客さまと深く関わる上流の業務を志望して異動。
SEとして 要件定義からスクラッチでシステムを開発。

2002年

主任に昇進。大規模案件が多くなる。

2012年

課長に昇進。

2014年

産休・育休を取得。

2023年

部長に昇進。

5年後

経験や社内外のネットワークを生かして、
オフショアを含む協力会社との連携を推進することにより、事業に貢献したい。

担当業務

役割・立場

入社4年目でものづくりから要件定義へシフト

入社して3年間、企業の基幹システムを担うメインフレームのOSを開発する仕事に携わっていました。大規模なシステムでものづくりに関われることが当社を志望した動機の一つでしたが、お客さまの要望に合わせて開発するオープン系のシステムへの興味が強くなったため、異動を願い出ました。
4年目からは、異動先の部署で中小企業のお客さま向けのシステム提案・構築を担当し、希望どおり要件定義以降の上流が業務の主軸になりました。主任時代は要件定義と設計に加え、マネジメントが業務の中心になり、課長に昇進後は主任からのレビュー依頼に応えながら複数のプロジェクトを担当しました。

業務内容

より高い付加価値を提供するために努力し続ける

お客さまが求めるものを、どうやってシステムで実現していくかを考えるのが要件定義や設計の難しさです。私が担当してきたプロジェクトは規模も業種もさまざまで、案件が変わるたびにお客さまの業務内容を理解することが大変でした。
産業・流通システム事業部では、日立グループとして機能の一部を担当するのではなく、当社独自のプロジェクトとして要件定義から保守運用まで一連の業務に携われる機会が多いです。もちろん、自分のアイデアや新しい技術を提案に組み込むこともできます。インフラのクラウド化など技術のトレンドが次々に変わっていく中で、開発時点で最適なものではなく、数年先を見据えて提案しなければなりません。そこが上流の難しいところであり、面白さでもあります。6年前から始まっている100人以上の人員が関わっている大規模プロジェクトのスタート時には、競合を徹底的に調査した成果を提案に盛り込み、お客さまの信頼を得ることができました。お客さまの課題を解決するだけにとどまらず、より高い付加価値を提供するには、常に学び、努力し続けることが必要です。

やりがい・抱負

経験や知識を生かして会社の未来に貢献したい

部長に昇進してからは、複数案件を包括して管理する立場にいます。お客さまとのコミュニケーションは継続して行っていますが、要件定義や案件推進などの現場作業は部下に引き継いでいます。課長より一段上の領域から事業を展望して考え、次の戦略を練ることが部長の役割だからです。昇進するたびに、そのポジションから見える景色が変わりましたが、部長になって自分の意識が大きく変化したことを感じています。
最近では、部長として事業部としての目標達成やプロジェクトの完遂をめざすだけではなく、自分の力で会社全体の未来に貢献したいと思うようになりました。例えば、長い経験の中で築いてきた社内外のネットワークを生かして、人と人をつなぐリンケージを強化する役割を担うことです。多様な情報共有により個々の視野が広がり、やりがいの選択肢が増えることでモチベーションが向上し、その先のビジネス拡大につながると思っています。そのためには、さらに上のポジションでスキルを磨く必要があります。未知の領域に向けて努力することが、私の新たな目標になりました。

SCHEDULE

1日のスケジュール

9:00 メールおよびチャット確認
10:00 社内オンラインミーティング&管理業務(進捗確認、課題対応など)
12:00 昼食
13:00 オフショア(海外)とオンラインミーティング(進捗確認、課題対応など)
15:00 お客さまとの打ち合わせ準備
16:00 お客さまとオンラインミーティング
17:30 (プライベート) 家事・子どもの習い事の送り迎えなど
20:00 事務処理

働く場所

週に3日在宅勤務で、2日はサテライトオフィスや本社に出勤しています。在宅勤務の日は、夕方6時から8時まで夕飯づくりなど家事の時間にあてています。自由度が高いフレキシブルな働き方は、子育て世代の強い味方です。

当社の魅力

経済面だけではない
豊かさを与えてくれる
長く働いていて感じるのは、一緒に仕事をするのが楽しい、人間味のある人が多いことです。また、ここ数年間で福利厚生制度が充実し、若年層や子育て世代へのケアが、より手厚くなりました。土曜日が祭日にあたると金曜日が休みになることも、給与とは別の豊かさを象徴しています。

学生の皆さんへのメッセージ

入社後に働いている自分をイメージすることが重要

IT業界の裾野は広くて、数多くのシステム会社から志望先を選ぶのはとても難しいと思います。事業規模や待遇面も大事ですが、私自身の経験からいえば、楽しい仲間がいて、働きやすい環境があって、常にやりがいを持てることが重要です。就職活動では、そこを見てください。